早起きへの贈り物

いつも朝4時に起きて、4時45分に自宅を出て、川沿いの遊歩道を駅に向かう。
駅は真北の方角。
今朝は満天の星。
西の冷え冷えと澄み切った空にオリオン座が輝いている。
その先にはおうし座とスバルが。
北東の空には、大きな北斗七星が柄を上にして堂々と浮かんでいる。
北斗七星のひしゃくの先をたどっていくと北極星。
その北極星に真っ直ぐに向かって進む。

会社の最寄り駅から会社まで歩く。
東の空が少しずつ明けてくる。
真っ黒な空が下に下りるほど群青色から青に、白に変わり、オレンジ色に変わる。
グラデーション。
ふと見上げた駅前の大きな黒いビルのガラス窓には、鎌のような三日月がうつっている。
反対側をみてもビル群にさえぎられて月自体は見えない。
30分歩くと会社の前の歩道橋。
歩道橋の上からは、雪をいただいた富士山がくっきりとのぞめる。
東の空は家々の間から曙光がさし始めた。

見とれ見とれで、いつもより遅れて会社に到着。
早起きの人しか見られない宝石箱。
なんだか、早起きに対する、天からの贈物をいただいたようだ。

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