「韃靼の馬」と「愚公移山」

日経朝刊の連載小説『韃靼の馬』が相変わらず楽しみだ。
挿絵は今一だが…。
今朝(12月23日)の51回目に、こんな件がある。

馬上の男の姿がはっきり見えた。克人と同じ覆面の暗行御史の装束だ。「銀の道」は左側通行である。
すれ違いざま、「愚公(ウゴン)!」と相手は叫んだ。「移山(イサン)!」克人も返す。
あらかじめ決められている暗行御史の挨拶だ。…

『愚公移山』とは、中国の有名な故事で、根気よく努力し続ければ、ついには成功するというたとえだ。
今から40年も前の学生時代に、NHKのテレビ中国語講座で中国語を学んでいたときに、『愚公移山』の物語が題材としてあげられていた。
韓国語では「ウゴン・イサン」と発音するようだが、北京官話では「イークン・イーシャン」と発音する。

そう言えば中国語もだいぶ錆ついてしまったな…。

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